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執筆者の写真SIDE-B FILM staff

フィリピンのヴェネツィア 水の都 "シタンカイ"


フィリピンのヴェネツィア
フィリピンのヴェネツィア  水の都 シタンカイ

Sitangkai(シタンカイ)は、フィリピン最南端の州であるタウィタウィ州に位置する町で、「フィリピンのヴェネツィア」とも呼ばれています
Sitangkai(シタンカイ)は、フィリピン最南端の州であるタウィタウィ州に位置する町

Sitangkai(シタンカイ)は、フィリピン最南端の州であるタウィタウィ州に位置する町で、「フィリピンのヴェネツィア」とも呼ばれています。


その独特な文化と地理的特徴から、フィリピン南部でも非常に興味深い地域とされています。以下に詳しく説明します。



地理とアクセス


場所: Sitangkaiは、フィリピンのバンギ島から約14キロメートルの距離に位置し、マレーシア(サバ州)に近接しています。


アクセス: 島々の集合体で構成されており、ほとんどの地域はボートでアクセスします。主な移動手段はバンカ(小型ボート)や水上タクシーです。


特徴


1. 水上コミュニティ:


• Sitangkaiの中心地は、ほぼ完全に水上に建てられた家屋や施設で構成されています。歩道は木製やコンクリート製の桟橋で作られており、人々は主にボートで移動します。


• 市場や学校、教会などの公共施設も水上にあります。


2. 文化と住民:


• Sitangkaiの主な住民は、サマ・バジャウ族(Bajau)やタウスグ族(Tausug)といったムスリム系民族です。サマ・バジャウ族は「海の遊牧民」として知られ、水上生活に適応した独自の文化を持っています。


• 言語はタウスグ語、サマ語、チャバカノ語が広く使われています。



3. 産業と経済:


• Sitangkaiは海藻の養殖が盛んで、特にカラゲナンという製品に使われる紅藻(seaweed)の主要生産地として有名です。


• 漁業も主要な産業の一つで、住民は伝統的な漁法を使っています。


観光


風景: Sitangkaiの美しい水上風景とユニークなライフスタイルは、観光客にとって魅力的です。静かな運河とカラフルな家々が印象的です。


文化体験: 地元住民の生活に触れることや、伝統的な漁業・海藻養殖を学ぶ体験が可能です。


社会課題


1. インフラ: 地理的に孤立しているため、電気やインターネットなどのインフラが限られています。


2. 気候変動: 水上生活は高潮や台風などの気候変動の影響を受けやすいという課題があります。


3. 教育と医療: 遠隔地であるため、教育機関や医療施設が不足しています



Sitangkaiの魅力


Sitangkaiは、フィリピンの中でもユニークな地域であり、その地理的特徴と住民の文化が特別です。また、観光地としての可能性も高く、地域の発展が期待されています。


訪問する際には、地元の文化や伝統を尊重しながら、この「フィリピンのヴェネツィア」の魅力を体験することをお勧めします。







シタンカイ役所 WEB SITE

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