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執筆者の写真SIDE-B FILM staff

ウミガメと一緒に泳げるフィリピンのサンゴ礁の島アポ島(Apo Island)

ウミガメと一緒に泳げるフィリピンの珊瑚礁の島アポ島(Apo Island)は、フィリピン中部に位置するネグロス島の東海岸に近い小さな島で、特にダイビングやシュノーケリングを楽しむ観光客に非常に人気があります。アポ島は、フィリピンで最も有名な海洋保護区の一つであり、その美しいサンゴ礁と豊富な海洋生物で知られています


アポ島の主な特徴

1. 海洋保護区: 1982年に地元の漁民とフィリピン政府の協力により、アポ島は海洋保護区として指定されました。これにより、島の周辺の海洋生態系が保護され、サンゴ礁や魚類、ウミガメなどが豊富に生息しています。

2. ウミガメとの出会い: アポ島はウミガメの観察スポットとして特に有名です。シュノーケリングやダイビングを楽しんでいると、野生のウミガメがゆったりと泳いでいる姿を目にすることができます。これが観光客にとって大きな魅力となっています。


3. ダイビングスポット: アポ島周辺には数多くのダイビングスポットがあり、カラフルなサンゴ礁やさまざまな種類の魚、さらには時折見られるマンタやジンベエザメなども観察できることがあります。透明度の高い海と豊かな海洋生物が、ダイバーにとっては理想的な環境です。


4. サステナブルな観光: アポ島では、持続可能な観光が重要視されています。地元のコミュニティが管理するリゾートやガイドサービスがあり、環境保護と地域社会への利益を両立させるための取り組みが行われています。観光客にもサンゴや海洋生物への影響を最小限に抑えるためのルールが設けられています。


5. アクセス: アポ島へは、ネグロス島の主要都市ドゥマゲテからボートでアクセスできます。ドゥマゲテからマラタパイ港(Malatapay Port)へ移動し、そこから約30分のボート乗りでアポ島に到着します。


1. ドゥマゲテ(Dumaguete)までのアクセス


最初に、ネグロス島の主要都市ドゥマゲテに到着する必要があります。ドゥマゲテへは以下の方法でアクセスできます:


•マニラから空路: マニラ(Ninoy Aquino International Airport)からドゥマゲテ空港(Sibulan Airport)まで国内線のフライトが利用できます。フライト時間は約1時間30分です。

•セブから空路またはフェリー: セブ(Mactan-Cebu International Airport)からもドゥマゲテ行きの国内線があります。フェリーも利用可能で、セブからドゥマゲテへは約3〜4時間かかります。


2. ドゥマゲテからマラタパイ港(Malatapay Port)へ移動


ドゥマゲテに到着したら、次はマラタパイ港に向かいます。この港は、アポ島へのボートが出発する場所です。


•トライシクルまたはジープニー: ドゥマゲテ市内から、マラタパイ港までは約30分から45分の距離です。トライシクル(バイクタクシー)やジープニー(フィリピンの公共交通機関)を利用して、港へ移動できます。

•プライベートカー: より快適に移動したい場合、ホテルや旅行会社が手配するプライベートカーやバンを利用することも可能です。


3. マラタパイ港からアポ島へのボート


マラタパイ港からは、アポ島までボートで約30分です。ボートは通常、午前中に多く運航されていますが、天候によっては出発時間が変更になることもあります。


•シェアボート: 他の旅行者と一緒にボートをシェアするのが一般的です。料金はシェアする人数によって異なりますが、おおよそ片道300〜500フィリピンペソ程度です。

•プライベートボート: グループや個人でプライベートボートをチャーターすることもできますが、少し割高になります。


4. アポ島到着後


ボートでアポ島に到着すると、島内のリゾートや観光スポットにアクセスできます。アポ島は小さな島で、徒歩で移動することができます。宿泊施設は限られていますが、環境に配慮したエコリゾートやシンプルなゲストハウスがいくつかあります。


旅行のポイント


•天候に注意: 天候によってボートの運航が制限される場合があります。特に台風シーズンには、ボートの出発時間が変更されたり、運航が中止されることがあります。

•早朝出発がおすすめ: アポ島行きのボートは朝の時間帯に集中しており、午後には便が少なくなることが多いので、早めの移動を心がけると良いでしょう。


アポ島の魅力

- 生物多様性: 世界でも有数のサンゴ礁地帯に位置しており、色とりどりのサンゴや魚類を観察できる点が最大の魅力です。初心者から上級者まで楽しめるダイビングスポットが豊富です。

- 自然の美しさ: アポ島は小さく、周りを歩いても数時間程度で一周できます。島自体も緑豊かで、リラックスした雰囲気が漂っています。


アポ島は、フィリピンの美しい自然を楽しみたい人や、海洋生物とのふれあいを求める旅行者にとって理想的な場所です。

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