2024年ワールド・カリナリー・アワード授賞式で、フィリピン パンパンガ州アンヘレス市がアジアの最優秀新興グルメ都市として新たに認定された
「アンヘレス市がアジアの最優秀新興グルメ都市として栄誉ある評価を受けたことは、地元のシェフや料理職人の並外れた才能、創造性、献身性を強調するものです。シシグのような象徴的な料理に代表されるこの都市の豊かな料理の伝統は、フィリピンだけでなく世界中の料理愛好家を魅了し続けており、世界の舞台でフィリピン料理の力を証明しています」と フラスコ長官は述べた。
この賞は、アラブ首長国連邦ドバイで、フラスコ長官に代わって観光省(DOT)中部ルソン地域ディレクターのリチャード・ダエノス氏が受け取ったもので、この名誉ある部門でドバイが受賞するのはこれが初めてとなった。
フラスコ長官は 、アンヘレス市の地方自治体(LGU)、地元の利害関係者、食品業界に対し、同市の料理の伝統を守り、推進するたゆまぬ努力に対して 心からの祝辞を述べた。 「この賞は、アンヘレス市とパンパンガ州の人々が、独自の料理の伝統を守り、称賛するために、共同で懸命に働き、情熱を注いだ証です」と フラスコ長官は述べた。
観光局長は、シシグ・バビを市の無形文化遺産として認定する条例など、アンヘレス市の食の宝庫を保護する取り組みも称賛した。象徴的なシシグ、トクワット・バボイ( tokwa’t baboy)、屋台の食べ物、ビビンカなど、愛される料理で知られるこの都市の食文化は多様で、地元料理と世界各国の料理の両方が提供されており、グルメ愛好家にとって必ず訪れるべき場所となっている。
授賞式では、地域ディレクターのダエノス氏が料理業界の著名人と交流し、その多くがフィリピンの食文化の現状についてさらに知りたいと熱望していました。
アンヘレス市は、パンパンガ州全体が「フィリピンの美食の都」として知られている背景もあり、特に豊かな料理の伝統や地元の特産物を生かした創造的な料理が評価されています。地元の人々による伝統的なフィリピン料理から、最新の国際的な影響を取り入れたフュージョン料理まで、幅広い食の選択肢が観光客や地元のグルメファンを魅了しています。この賞は、市の観光や地元経済の発展にも大きく寄与するでしょう。
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